カードローンの年齢制限は何歳から何歳まで?審査への影響や申込時の注意点
カードローンには「満20歳以上、満70歳未満」などの年齢制限が設けられています。申込みを検討しているカードローンがある場合は、金融機関のWEBサイトなどで年齢制限を確認することが大切です。
また、カードローンの申込条件は年齢だけではありません。収入の安定性などに関する条件などが設けられている場合もあるため、確認したうえで、すべての条件を満たすカードローンに申し込みましょう。
- 年齢制限のないカードローンは存在せず、どのようなカードローンにも年齢制限が設けられている
- 18歳から申込可能なカードローンも存在するが、高校生の場合は利用できないことが一般的
- 年齢制限を満たしていても、返済能力が低いと判断されると審査に通過しない可能性がある
- 監修者からのコメント
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カードローンの申込条件には年齢制限があります。ただし、条件範囲内でも18歳や19歳の場合、借入限度額が低めに設定されていることがほとんどです。65歳や70歳以上の場合は最長借入期間が短くなることがあり、一般利用者に比べて早く完済しなければなりません。年齢制限の上・下限に該当するときは、注意しましょう。
目次
OPENカードローンの年齢制限は何歳から何歳まで?
一般的なカードローンの年齢制限は、申込時点で「満20歳以上、満70歳未満」です。
下限年齢は20歳以上であることが多いですが、2022年4月の成人年齢引き下げに伴い、18歳や19歳が利用できるカードローンも出てきました。しかし、18歳であっても、高校生の場合は利用できないことが一般的です。
上限年齢は金融機関によって異なりますが、60代後半~70歳未満が多い傾向です。なかには、65歳までしか利用できないカードローンや、80歳まで利用可能な商品もあるようです。
年齢条件は各金融機関のWEBサイトなどに記載されていますので、利用したいカードローンがある場合は、年齢条件を確認してみましょう。
また、年齢制限を確認する際、「未満」「以下」「まで」など、表現の違いには注意が必要です。たとえば、年齢条件が「70歳未満」の場合、70歳は含まれません。一方で、「70歳以下」や「70歳まで」の場合は、70歳も申込対象に含まれます。
カードローンに年齢制限がある理由
貸金業を行う金融機関では、「利用者が借りたお金を確実に返済できるか」を確認したうえで、貸し付けの可否を判断しています。
たとえば未成年者の場合は、金銭的な知識や借り入れの経験、収入が不足している場合が多く、安易に借り入れをしてしまうリスクが高くなります。未成年者が多額の負債を抱えてしまうことを防ぐことも、年齢制限を設ける理由です。
カードローンの年齢制限に関する注意点
カードローンの年齢制限に関して、次の4つの注意点を確認しておきましょう。
消費者金融と銀行カードローンでは年齢制限が異なる
消費者金融と銀行カードローンの年齢制限を比べると、どちらも「満20歳以上」であることは共通しますが、銀行カードローンのほうが申込対象となる年齢の上限がやや低い傾向があります。
銀行カードローンの上限年齢は「満70歳未満」または「65歳未満」が一般的です。一方、消費者金融は74歳まで申込みできるものもあります。
年齢制限なしのカードローンは存在しない
年齢制限がなく、誰でも借入可能なカードローンは存在しません。カードローンの年齢制限は、消費者が無理な借り入れにより返済できなくなるリスクを軽減するために設定されています。
どのようなカードローンでも、基本的には満20歳以上満70歳未満などの制限が設けられています。「年齢制限なし」「誰でも借入可能」などとうたったサービスは違法業者の可能性があるため、利用しないように注意しましょう。
18歳・19歳で申し込める場合でも高校生は対象にならない
成人年齢引き下げに伴い、18歳・19歳でも消費者金融のカードローンに申し込むことが可能なサービスも出てきています。ただし、18歳であっても高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)はカードローンを利用できないことが一般的です。
高校生で借り入れをしたい場合は、奨学金を借りたり、家族や学校に相談したりするなど、カードローン以外の手段を検討しましょう。
上限や下限に近いと審査に通りにくい可能性がある
年齢制限の上限や下限に近い場合、審査で入念に情報を確認される傾向があります。
年齢が若い場合、収入の不安定さだけでなく、借り入れの経験が浅く信用情報が少ないため、返済能力の判断が難しくなります。高齢の場合は、収入や健康状態の不安定さがリスク要因となり、審査通過が難しくなるかもしれません。
年齢以外も重要!カードローンの審査基準
カードローンの審査基準は申込者の年齢だけではなく、属性情報と信用情報も重視されます。属性情報と信用情報の詳細を見ていきましょう。
属性情報:年収・勤務先・家族構成の情報など
属性情報とは、申込者本人の家族構成や住居、勤務先などに関する情報のことです。
属性情報の例- 年齢
- 就業形態(公務員、正社員、契約社員、アルバイトなど)
- 勤務先情報(勤務先の規模など)
- 勤続年数(入社年月日)
- 年収
- 家族構成(扶養家族の有無など)
- 住まい(持家、賃貸、寮など)
- 家賃・住宅ローン返済額
属性情報から、収入や生活基盤の安定性などを確認し、申込者の返済能力を判断しています。
信用情報:ローンやクレジットの申込み・利用・返済履歴など
信用情報とは、クレジットやローンの契約・利用状況などに関する情報のことで、客観的な取引事実を記録した個人情報です。
金融機関は、申込みがあった際に、申込者の同意を得て、信用情報機関の信用情報を照会しています。
カードローンの申込時には他社の借入状況の申告が必要となりますが、申込者が申告しなかった場合でも、信用情報を見ることで過去の申込みや返済状況などを知ることが可能です。
信用情報はカードローンの審査に影響します。たとえば、収入に対して借入残高が多すぎたり、過去に返済に遅れた履歴があったりすると、審査に通過しない可能性があります。
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カードローンの年齢制限を満たしていても審査に通過できない原因
カードローンの年齢制限を満たしていても、必ずしも審査に通過するとは限りません。審査に通過できない場合に考えられる原因を見ていきましょう。
信用情報に問題がある
過去のローンの返済履歴やクレジットカードの支払履歴は信用情報機関に記録されています。これらの履歴に問題がある場合、審査に通過できないことがあります。
たとえば、支払遅延や債務整理の記録などがあった場合、返済能力に不安があると判断され、審査通過が難しくなるでしょう。
収入や雇用が不安定
収入や雇用が不安定な場合、「返済能力が不十分」と判断され、審査が通過できない可能性があります。
また、金融機関によっては、カードローンの申込条件に「安定かつ継続した収入があること」などの収入に関する条件を設けています。その場合、パートやアルバイトなど、収入の安定性が低い雇用形態の場合や、就職・転職したばかりの場合、審査通過が難しいかもしれません。
借入件数や金額が多い
他のローンやクレジットカードなどの借入履歴が多い場合、金融機関は返済能力が不安定だと判断し、審査に通過できない場合があります。
カードローン申込時には他社借入の状況を申告します。金融機関側は審査時に申込者の信用情報を照会し、他社借入の状況を把握することが可能です。そのため、他社借入があるのに申告していない場合や、事実と異なる内容を申告した場合でも、審査に通過しない可能性があります。
総量規制を超えている
総量規制とは、お金を借りる人が過度な借り入れをして返済できなくなる状況を防ぐためのルールです。原則として、年収の3分の1を超える貸し付けは禁止されています。
総量規制は貸金業者に適用される法律であるため、消費者金融やクレジットカード会社、信販会社などの貸金業者では、3分の1を超える借り入れはできません。
銀行カードローンは総量規制の対象になりませんが、独自の基準で審査を行っているため、3分の1を超えて借りられるとは限りません。
年齢制限に近い人がカードローンに申し込む際のポイント
年齢制限が上限や下限に近い場合、カードローンの審査に通過するか不安になるかもしれません。申し込む際は、次の4つのポイントを押さえておきましょう。
年齢以外の条件も満たしているものに申し込む
カードローンによっては、年齢以外の条件も設けている場合があります。年齢制限だけに注目するのでなく、その他の利用条件も確認することが重要です。
たとえば、 申込者本人に収入があることを条件としている場合、無職の方や専業主婦(主夫)、アルバイトをしていない学生は、申込対象とならない場合があります。また、収入が年金のみの場合は利用できないカードローンもあります。
※マネプラスの場合、専業主婦(主夫)、学生、年金収入のみの方は申込対象外です。
年齢以外の利用条件を確認し、条件を確実に満たしたものに申し込むことで、審査通過の確率を上げられるでしょう。
安定かつ継続した収入を証明する
カードローンの審査において、安定かつ継続した収入があることが重視されます。安定かつ継続した収入があると、返済能力が高いと判断される可能性が高まります。
収入証明書類の提出が求められた場合は、源泉徴収票や公的収入証明書、確定申告書などを不備なく提出することが重要です。発行日が古い証明書類は無効となる場合があるため、最新のものを提出しましょう。
クレジットカードや他のローンの支払いに遅れない
カードローンの審査において、過去の借入履歴や返済履歴は、申込者の返済能力を判断する重要な要素となります。クレジットカードの支払いや他のローンの返済に遅れると、審査に通過できない可能性が高まります。
クレジットカード払いにしている水道光熱費やサブスクリプションサービスなどがある場合は、その月にクレジットカードで買い物をしていなくても引き落としがかかります。毎月の利用金額を確認し、引落日までに支払いに備えましょう。
最低限の借入希望額で申し込む
カードローンの申込時には、「借入希望額」に借りたい金額を入力します。収入に対して借入希望額が多過ぎる場合、審査通過が難しくなります。
収入に見合う適切な金額であれば、「自身の返済能力を十分に考慮した借入額」として認められる可能性があるため、最低限の必要な金額を申告するとよいでしょう。
ただし、銀行の場合は借入希望額にかかわらず返済能力で判断されることもあります。
満20歳以上満70歳未満の年齢の方が申し込めるマネプラスカードローン<ダイレクト>
マネプラスカードローン<ダイレクト>は、マネプラスが提供している入会金・年会費は0円のカードローンです。
マネプラスのキャッシュカードにカードローン機能をプラスできるため、カードを増やさずに利用できます。
※お申込みは、京都府、大阪府、滋賀県、兵庫県、奈良県、愛知県にお住まいの方が対象です。
借入利率は年1.9%~年14.5%
マネプラスカードローン<ダイレクト>の借入利率(固定金利)は年1.9%~年14.5%です。
一般的に消費者金融の借入利率の上限は年18.0%前後ですが、マネプラスは借入利率の上限が年14.5%と比較的低いといえます。
ただし、実際に適用される借入利率は借入限度額によって異なり、たとえば借入限度額10万円の場合、借入利率は年14.5%となります。
申込みから契約までWEB完結で利便性が高い
マネプラスカードローン<ダイレクト>は、24時間365日申込みが可能です。申込方法は次のとおりです。
申込時はマネプラスの口座がなくても問題ありません(※)。契約後はマネプラスのキャッシュカードでマネプラスATMやコンビニATMで借り入れが可能です。また、京銀アプリでも借り入れができます。
※別途、ご契約時までに普通預金口座のご開設が必要となります。
返済シミュレーションで返済計画を立てよう
マネプラスカードローン<ダイレクト>の「お借り入れ5秒診断」では、年齢、年収、借入件数を入れるだけで借り入れ可能か5秒で診断できます。
※「お借り入れ5秒診断」は借り入れを検討する際の目安であり、実際の申込時の審査結果と異なる場合があります。
「カードローンご返済シミュレーション」では、 利息額、毎月の返済額、支払総額、返済期間の目安がわかるため、返済の見通しを立てられます。
※シミュレーション結果はあくまでも簡易的な試算であり、お取引状況により実際のご返済金額やご返済期間と異なる場合がございます。(ご返済金額は借入残高に応じて決まるため、ご返済が進み借入残高が少なくなると、毎月のご返済金額は少なくなります。)
初めて借り入れをする際は不安を感じるかもしれませんが、見通しを立てて計画的に返済するためにも、事前にスケジュールを立てておきましょう。
カードローンの年齢制限に関するよくある質問
Q.カードローンは何歳から何歳まで利用できますか?
A.
一般的なカードローンの年齢制限は「満20歳以上、満70歳未満」です。なかには「18際以上」や「74歳まで」などと設定されているカードローンもあるため、各金融機関のWEBサイトなどで確認してみましょう。
Q.年齢制限なしのカードローンはありますか?
A.
年齢制限なしのカードローンはありません。どのようなカードローンでも「満20歳以上、満70歳未満」などの年齢条件を設けています。年齢制限のないカードローンがある場合、違法業者の可能性があるため、利用しないように注意しましょう。
Q.18歳・19歳の学生でも申し込めるカードローンはありますか?
A.
18歳や19歳が申し込めるカードローンも存在します。ただし、多くのカードローンは20歳以上を申込対象としています。
※マネプラスの場合、学生は申込対象外です。
また、18歳・19歳から申し込めるカードローンでも、高校生の場合は利用できないことが一般的です。
Q.銀行カードローンは何歳から利用できますか?
A.
銀行カードローンの年齢制限は、「満20歳以上、満70歳未満」であることが多いです。銀行によって異なる場合があるため、申込みの前に各金融機関のWEBサイトなどで確認してみましょう。
Q.クレジットカードのキャッシングの年齢制限はありますか?
A.
クレジットカードのキャッシング機能の利用に関しても、「18歳以上」や「20歳以上」などの年齢制限を設けていることが多いです。年齢上限は設定されていないことが多いですが、なかには「◯歳まで」などの上限を設けているカードもあります。
詳細な条件はクレジットカード会社のWEBサイトなどで確認しておきましょう。
Q.カードローンを利用している間に年齢制限を超えたらどうなりますか?
A.
カードローン利用中に年齢制限を超えると、追加の借り入れやカードローンの更新ができなくなります。
なお、上限年齢に達した時点の借入残高に関して、一括返済が求められることはありません。年齢制限を超えた後も、毎月定額の返済を続けていくことになります。